この日はタシケント〜ブハラ間で運転されている10列車「シャルク号」に乗車。幹線筋を走る都市間昼行特急に相当する列車で、大きな窓一つに対して2人掛けのリクライニングシートとテーブルを設けた1等車相当の車両が2両連結されていました。ただし座席は固定されていて、2両のうち1両の座席は進行方向の反対側を向いており、私の乗った車両は反対方向という不運です。ちなみにこの座席車、客室とデッキを隔てる仕切りのドアが中心からやや片側に寄っており、その位置から考えると開放寝台「プラツカルティヌィ」の改造車であると思われます。
それ以外は2人部屋のエスベーなどが連結されており、寝台車をそのまま座席車として運用しているようでした。日本のJRにおける「ヒルネ」のようなものでしょうか。
終点のブハラ駅はブハラ市内に隣接するカガンという町にあるため、ブハラ市内のホテルに宿泊するためバスに乗車。ブハラの観光拠点のような場所であるラビ・ハウズまで移動しました。
●行程
タシケント815(10)1445(1505・20分遅れ)ブハラ※ブハラ駅(バス)ラビ・ハウズ
第30日(5月9日):タシケント→ブハラ
