第3日(4月12日):釜山→ソウル

 どの民家にも各家庭独特の匂いがあって、自分の家の匂いは感じないのに他人の家の匂いは気になるという経験は、皆さんにもあるかと思います。これは国という単位でも同じでして、入国地点でその国独特の匂いを意識することが多い。まあ、数十分〜数時間もすると、慣れてしまって気にならなくなりますけど。
 今回、韓国に入って驚いたのは、国の匂いをあまり感じなかったこと。強いていえば釜山地下鉄の車内で少し匂いを感じましたが、これは国の匂いというより地下鉄の匂いのような気がする。国の匂いあってこそ海外旅行だと思うのですけど…。
 さて、この日はきわめて単純な行程。釜山→ソウル間をセマウル号で移動し、地下鉄を乗り継いでゲストハウスに入りました。強いていえば、韓国高速鉄道KTX)ではなくセマウルを利用したところが単純ではありませんが。
 釜山→ソウルのセマウルは大昔に乗ったことがあるので、本当はKTXを利用したかったのですけど、ちょっと思うところありまして、あえてセマウルを利用したのでした。KTXはこれからいつでも乗れますしね。
 この日も天気が安定せず、釜山を出たときはどんより雲。ソウルに着いたら晴れ。ゲストハウスに着いてしばらくしたら、「中雨」くらいになってしまいました。
●行程
釜山635(セマウル1002)1125ソウル※ソウル駅(地下鉄1号線)新吉(地下鉄5号線)新亭