先日の予告通り、C国のビザを本日申請してきました。
C国の大使館、まあなんといいますか、国旗と大きなパラボラアンテナがなければ、閑静な住宅街でよく見かける、ただの高級住宅です。門の脇に「領事部→↑」という矢印付きの案内が張られていたので、それに従って家の裏手に回り込むと、勝手口に「領事部」の看板が掲げられていました。
ドアを開けようとしたら、鍵がかかっていて開かない。「申請時間はとっくに始まっているはずだが」と思うまもなく、脇の出窓がパカリと開いて、「こちらからどうぞ」と。窓越しに申請用紙やパスポートなどを渡し、受領日は一週間後の30日になると指定されて、あっさりと終了しました。
小さな国の大使館ですと「マンションの一室」ということもあるようですし、高級住宅を転用したC国大使館は、まだましな方かもしれません。しかし、建物の中に入れてもらえず、出窓越しに申請というのにはさすがに驚かされました。駅の切符売場のような「窓口」ならともかく、窓の奥はどうみても応接室のようになっていて、本当に一般民家の窓です。なんだか秘密の取引をしているようでした。
出窓越しの申請
