池上駅からはじまる長い旅

 4月から長期旅行に出るつもりなのですが、このほどその準備に取りかかるため、池上線に乗って某旅行会社の最寄り駅である池上駅を訪れました。
 わたしにとって池上線は、20年以上前に目蒲線とともに初めて乗った東急の路線。その後は数回ほどしか乗ったことがありませんが、ところどころに昔ながらの施設が残っていて、ちょっと気に入っています。
 ホームと駅舎を連絡するのは跨線橋や地下通路ではなく踏切。安全上は好ましくないのかもしれませんが、近年はやりの「バリアフリー」という観点では、段差が少なくて優れているともいえますね。
 ホームの端に設けられた木製の長いす。壁と同じ色で塗られているのが少し残念ですが、池上線の駅には木製の施設が多数残っていて、それだけでも妙にうれしくなってしまいます。旗ノ台駅にはもっと大柄で黒色ニス塗りのベンチが残っているので、次に池上線に乗るときには立ち寄ってみようかと思っています。
 さて、わたしにとっては初めての、おそらく2カ月くらいはかかる長期旅行の準備が池上駅からはじまりました。せめて旅行の断片くらいはこのブログでも公開していくつもりです。