サンガイデス

 月に何回かは訪れる国立国会図書館。正直言って使い勝手は悪いのですが、国内で発行されている書籍や雑誌の大半を所蔵していることもあり、近所の図書館よりも利用頻度は高いです。今日も5時間ほど入り浸っていました。
 2階から6階の売店へ、エレベーターで移動したときのこと。搬器には私のほかに3人が乗り込み、そのうち2人が3階で降りたのですが、エレベーターの搬器が3階に到着した際、「ピンポーン、サンガイデス」と自動アナウンスが流れたのです。
 なぜ「サンカイ」ではなく「サンガイ」だったのか。もしかして聞き間違い? いや、確かに「ガイ」と言っていた……はず。そして6階に到着すると、「ピンポーン、ロッカイデス」と、今度は「カイ」と言っている。
 やはり聞き間違いなのだろうか。仮に「サンガイ」と言っていたとすれば、なぜ3階だけが「ガイ」なのか。2階に戻るときに確認してみようかとも思いましたが、確認するためには3階に「わざと」停止させなければならない。そんなことをしたらほかの人に迷惑がかかるのはもちろんのこと、下手すればおかしな人として「通報」されかねないので、やめました。
 要するに、3階にわざと停止させるのではなく、実際に3階で降りれば問題ないわけですから、今度訪問したときにでも確認してみようと思います……覚えていれば。