電話のマナー

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします・・・などと書く必要があるほど、このブログを読んでいる人がいるとも思えないが。
 それはともかく、電話のマナーでどうしても納得のできないことがある。「電話を受けたら素早く名乗る。『もしもし』は禁句」というのが一般的なマナーとされているが、基本的には電話をかけた側が最初に名乗るのが礼儀ではないかと思う。
 電話をかけるという行為は、電話を受ける側の仕事や余暇などを強制的に中断させる。極端な話、かける側の都合によって受ける側は迷惑を被っているのだ。にも関わらず、受ける側(迷惑を被った側)が最初に、しかも丁寧に名乗らなければならないというのは、どう考えてもおかしい。
 個人的には、(1)受けた側が「もしもし」と言う(通話状態が確保されたことを確認)、(2)かけた側が「○○と申します。いつもお世話になっております」などと言う(かけた側が最初に名乗る)。(3)受けた側が「草町です。こちらこそお世話になっております」などと言う(受けた側が続いて名乗る)−という流れが本来のあり方ではないかと思うのだが。