http://www.enpitu.ne.jp/usr9/bin/day?id=98044&pg=20041023
「国が燃える」休載の件で触れた地方議員のホームページより。
ところで、この後のJRの対応は、地震と『初体験』ということを割り引いても、お粗末であった。乗客は車両の中に5時間近く缶詰になったまま待機。そして、その後、職員の誘導で、なんと6kmも線路上を徒歩で避難した、というではないか。
5時間の恐怖の後、6km、多分1時間半から2時間、真っ暗な中の行進はさぞかし辛かったことだろうと思う。なぜ、5時間の間に、バスを線路下に派遣できなかったのだろう。
長岡駅の近辺であれば、直営のJRバスの車庫もあるだろうし、地元新潟交通のバスをチャーターすることも、5時間もあれば出来たろう。
震度5以上の余震がつづき、日が暮れて道路やバスの状況把握が困難でも「5時間の間」にバスを手配して「線路下に派遣」できるらしい。
長岡市の道路事情やバス事業の現状を把握し、明確な根拠をもってそのように言うのであれば傾聴に値するのだが、「長岡駅の近辺であれば、直営のJRバスの車庫もあるだろう」などと言うところからして明確な根拠があるようには思えない。ちなみに、JRバスの営業所は長岡駅近辺どころか新潟県内に存在しない。それと、長岡近辺のバス会社は新潟交通ではなく越後交通。