【新刊】「公文書でたどる鉄道裏史(15):新宿に乗り入れられなかった西武新宿線(『鉄道ジャーナル』2021年8月号)

前月号はお休みさせていただいた公文書連載。今回は西武新宿駅の新宿乗り入れのアレヤコレヤを書きました。

西武新宿線のターミナルである西武新宿駅がJRの新宿駅から離れた場所にある件は、すでにあちこちで取り上げられていますし、私もネットのニュースサイト向けに2回書いています。これで3回目です。

端的にいえば、緊急事態宣言で国立公文書館の閲覧室がまたしても臨時閉室になり、予定していた題材が書けなかったため。過去の「閲覧ストック」でまとめるしかありませんでした。といってもネット向けに書いた過去の記事と完全に同じというわけではなく、追加情報も盛り込んでいます。

国立公文書館閲覧室の臨時閉室はすでに終了していますが、今後も何度かは臨時閉室があるでしょう。その場合、これ以上は過去のストックで書くのが難しくなっているため、次号は再び公文書の連載をお休みし、別の題材になる見込みです。