旧ブログ:ユーラシア横断

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第56日(6月4日):ロンドン→ヨーク→ロンドン

 わたしにとってイギリスは、「初めての外国」といえる存在です。初めて訪れたのがイギリスというわけではなく、この世に「外国」というものが存在することを知った、そのきっかけがイギリスだからです。  あれは4歳か5歳くらいのころでしたか、祖父母の...
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第55日(6月3日):→パリ→ロンドン

 ハノーファーから乗ってきたシティ・ナイト・ライン『ペルセウス』は定刻9時23分、パリ東駅に到着。当初の予定ではパリで1泊するつもりだったのですが、イスタンブールとブルガリアでもたついたため、そんな余裕はありません。ユーロスターでただちにイ...
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第54日(6月2日):ベルリン→ハノーファー→

 「後日書く」と引っ張ってきたスヴィレングラート以遠ですが、ちょっと思うところありまして、スヴィレングラート→ベルリン間の話は別の機会に譲り、おまけ部分のベルリン→ロンドン間のみ書きたいと思います。ちなみに第50〜53日の移動経路は以下の通...
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第49日(5月28日):イスタンブール→スヴィレングラート

 ホテル近くの停留場から路面電車と地下鉄を乗り継いでエセレンレルのバスターミナル(オトガル)へ。ここからイスタンブール〜ソフィア間をスヴィレングラード経由で結ぶ国際バスに乗車しました。  今までも列車に乗れない区間がいくつかありましたが、そ...
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第47日(5月26日):イスタンブール

 トルコ国鉄のヨーロッパ側は長距離列車が運休しているものの、イスタンブール近郊のシルケジ〜ハルカリ間を結ぶ電車はとくに問題なく運転しています。この日はシルケジ駅で運行状況を確認後、ハルカリまで往復しました。最終的にバスを利用するにしても、乗...
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第48日(5月27日):イスタンブール

 この日もシルケジ駅を訪れて運行状況を確認しましたが、やはり運休のまま。近いうちに運転が再開される可能性はないと判断し、バスでブルガリアに入ることにしました。  ネットで調べてみたところ、イスタンブールとブルガリア側国境のスヴィレングラート...
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第46日(5月25日):イスタンブール

 ホテルをチェックアウトしてシルケジ駅に寄ってみたのですが、やはり列車は運行していない。とりあえず日本人旅行者のたまり場になっている安宿に移りました。  単に安いというだけでなく、日本人旅行者のたまり場なら正確な情報が得られるのではないかと...
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第42日(5月21日):→ワン→

 2日目の『トランス・アジア・エクスプレス』は国境を越えてトルコに入ったのですが、トルコの入国審査ではパスポートの偽造を疑われ、さらに連絡船への乗り換え地点であるワン市内では私の席めがけて石を投げられたりと、さんざんな目に遭いました。  と...
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第43日(5月22日):→タトワン→

 連絡船は夜が白み始めた4時ごろ、タトワン埠頭に着岸。ここでトルコ側車両に乗り換えました。車両はイラン側とほぼ同じ構造の4人部屋1等寝台でしたが、下段は背もたれごと畳んでベッドにできるタイプのもので、まさにB寝台4人用個室「カルテット」と同...
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第44日(5月23日):→イスタンブール

 4日目の朝5時30分ごろ、列車はカイセリ駅に到着。ここでお医者さんが降りて、部屋は3人になりました。  しかし時刻表ではカイセリ着が深夜の1時26分で、この時点で4時間も遅れています。噂には聞いていましたが、トルコ国鉄の遅れは相当なもので...